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2010年8月13日金曜日

古い領収書

懐かしいレシートが出てきた。
日付は昭和54年5月16日。デンマーク製のデスクGINZA 松屋で買い求めたもの。いまでこそ、北欧のインテリアデザインや家庭雑貨は一つのライフスタイルとして定着しているが、当時はまだ北欧の文化、情報は珍しかった。
そのころ僕はただ漠然としてではあるがずっと北欧に憧れていた。その後イギリスへと変化していくのだが・・・・・・。
NOKIAの携帯電話、VOLVO、マリメッコのテキスタイルイッタラの陶器やグラス等々。好きだなぁ
長男が小学4年から大学入試まで使用したので天板はかなりダメージがあるが
全体のフォルムはまったく今に通用する。誰が見てもスカンジナビアンデザインだ。

忘れられない二つの言葉

一年間で最も過ごしやすく気持ち良い日を五日あげろ、と問われればおそらくたいていの人がゴールデンウィーク前後の日を選ぶことに疑問の余地は無いだろう。
僕もそのまぶしいばかりの新緑の季節には必ず山歩きをする。
春の山菜をとったり真紅のヤブツバキを楽しんだり、ウグイスの鳴き声に耳を澄ませ、
こぶしの花の匂いをかげば少年時代がよみがえってくる。

小さな山村に嫁いできた母はそれまで経験したことのない田畑の仕事にかなり苦労したのではないかと思われる。その母がよく 『五月陽気に子三人』 鯉のぼりが五月の風になびくころによく口にした。

きっと五月晴れの素晴らしい陽気の日に幼子を3人つれての田植えの昼時、田のあぜに座り皆でおにぎりなんかをほおばり、その当時はタニシやドジョウもたくさんいただろう。
傍らの石ころにシオカラトンボが羽を休めていたり。
そして身体全体をつつみわたる風は薫り、三人のかわいい子供たちを眺めながら
母は日頃の苦労も忘れ、ただただ純粋に生きている幸せを感じたのではないかと思う。
他にはなにもいらない、今この時があれば・・・。

もう一つは、『前途洋々』 当時僕は事業を営んでいてある時期大きく飛躍した際に
母からの祝儀袋に書かれていた文字である。
その言葉は、僕の目の前に本当にはてしなく大きな海が広がっているような気持ちにさせてくれたし、
自分の前途が限りない可能性に満ちているようにも思えた。
この”前途洋々”を僕にはなむけとして贈ってくれた母を粋に感じた。

その母もこの6月28日早朝、とても穏やかにそして静かに旅立った。

手紙

祐二おじちゃん

こんにちわ。
こちらの花屋さんでは、ミモザやヒヤシンスが並ぶようになりました。

昨秋はメールをいただいたままになってしまい、大変申し訳ありませんでした。

今冬は体調を崩しっぱなし。12月からずっとでした。
お正月も”食あたり”のようなデトックスタイプの風で寝込み
1月4日に這って帰京しました(笑)
今週、ようやく元気になりつつあります。あー健康がありがたい(笑)

その12月に不思議な出来事がありました。
ある日、会社で電話をとると、
リッツカールトンのコンシェルジュの方でした。
「いま当ホテルにスティングさんが宿泊なさっているのですがご本人様がヘアカラーを
そちらへのヘアスタイリストの方へお願いしたいとおっしゃっています。
ニューヨーク在住のジェットツール氏の紹介といっておられます。」と。。。。

スティングとは、あのスティング(??)
びっくりカメラかしらとおもいながら
外国人受けしそうな、東洋風美人スタッフを手配して
リッツのスイートルームへ向かってもらいました。

気に入っていただき 
その後、もう一日、お髭のカラーにも呼ばれました。
東急Bunkamuraでリュウート奏者の方と
コラボレーションライブの折、来日されていたようです。

物静かで、知的で、紳士で、セクシーだった、との彼女談(笑)
いつもペーパーバックを読んでいたと。

お茶数種、召し上がって下さい。
クスミティーは年明けに取り寄せたものが、まだすこしあったので、一杯分ですが
ぜひ飲んででいただきたいとおもい送ります。好い香りがします。
http://kusumi-tea.jp/index.html

寒さますます厳しくなる折、ご自愛のうえお過ごしくださいませ。
志保子おばちゃん、牧ちゃん、おばあちゃんにもよろしくお伝えください。
それでは。
Jan 16th 2009 あこちゃんでした


あこちゃんは妻の姪であり、ぼくらが結婚したころ3~4歳だったと思う。
秋の風が冷たくなる妻の実家の十五夜祭りに、僕はあこちゃんの手をひいて
夜店を廻った。
彼女とはなぜか気が合った。

前に僕はスティングをよく聴くんだという話をしたあとの出来事
だったので素晴らしい話だと感激。

1985 summer 白い フォルクスワーゲン ビートル

1985年の夏、僕の白いフォルクスワーゲンビートルは、海沿いの道路を北へ向かってた。
水平対向エンジン特有のパタパタという少しかよわいメカニカルノイズ。それでいて回転数を
上げると排気音は、エンジンの冷却とヒーターを室内に送り込むための大きなファンのうなり音と重なってとても力強く耳に響いてくる。
なんて素晴らしく楽しい車なんだろうとあらためて感じた。
ボンネットを開けるとエンジンの代わりにスペアタイヤとバッテリが納まっているなんてなんということだろう。
リアシートでは9歳の長男と6歳の娘が日焼けした肌でふざけあっている。
ぼくはどうしてもドイツの車が好きだ。

まだ現役、僕の macOS High Sierra

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