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2010年8月13日金曜日

歌人 宮 柊二について

僕の妻の父は、歌人 宮 柊二と従弟であり、柊二の家業である書店を小学校の同級生だった本家の四男である義父が継いだ。
柊二は『折々帰省して、彼と静かに語るのが楽しい』と著書”私の柵の中”(立風書房)にもある。
義父は4人の子供達にそれぞれの名前の一部が入った短歌を贈ってほしいとお願いしたことがあると聞いている。

(もちろんそのために詠んだものではない)そして我が家にある妻の歌は次のような歌です。 

海しおにさしてながるる川水の静けさににて年あらたまる

というものである。この中に妻の名前の同音の一部が含まれているわけである。僕は、静かで穏やかに、そして何事も無くゆっくりと新たな年が訪れる感じのするこの歌が気に入っている。
僕はといえば、妻の父母が柊二の著書を我が家にもかなり揃えてくれていたのだが最近になってようやく開いてみるという有様である。