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2010年8月13日金曜日

「海辺の恋」

先日横須賀の親戚を尋ね一泊させていただき、翌朝息子夫婦のところへ寄り
2歳5ヶ月の孫と夜遅くまで一緒に過ごした。
皆で近くの大きな公園へ出かけ散策した。小さな彼はしきりに動き回り楽しそうだった。
そこには黒松や赤松の大木が数本あり、沢山の松葉が地面にちりばめられていて
それがとっても綺麗だったので一握り持ち帰った。











「海辺の恋」

こぼれ松葉をかきあつめ
をとめのごとき君なりき。
こぼれ松葉に火をはなち
わらべのごときわれなりき。

わらべとをとめよりそひぬ
ただたまゆらの火をかこみ、
うれしくふたり手をとりぬ
かひなきことをただ夢み、

入り日のなかに立つけぶり
ありやなしやとただほのか、
海べのこひのはかなさは
こぼれ松葉の火なりけむ。

佐藤春夫 殉情詩集より
 
松葉で思い起こすのはこの詩です。小椋 佳がこの詩に素敵な曲をつけて
歌っていますね。これもいいです。
2009.12.02 Wednesday